卒業にあたって

今日は卒業生のための「卒塾パーティ」。
みんなでいっしょにお好み焼きやクレープを作ってお祝いした。
途中みんなからの寄せ書きのプレゼント。
また一つ宝物ができました、ありがとう。
今まで教員時代を含めて、何百人と卒業生を送ってきたが、いつもそのときだけ気持ちが盛り上がって、その後はだんだんしぼんでいく。4月からはまた新しい人たちに向かって毎年同じことを繰り返していくだけ。それじゃああまりにも悲しいので、ここにきちんと記しておきたいと思う。
まずはTさん。ここを立ち上げてまもなく入塾。この学年は君から始まった。長かった分いろいろなこともあったけど、すごく人間的に強くなった(あ、力も)。今日「卒塾パーティをやった」と小学生に言ったら、「○○こっぴ、もうこないの?」と小学生が悲しそうな顔をしていました。また遊んでやってください。
それからピアノの得意なKさん。オバサン目線の発言、ずいぶんと笑わせていただきました。最後の今日はねじりはちまき風の風船が抜群でした(許可が出れば、いつかここで写真をアップしたいと思います)。その言動と、気持ちの優しさとのギャップがマツモトは好きでした。
看護婦目指すNさん。夢に向かって努力することの素晴らしさをわかっていると思う。夢をかなえることっていうのはこういうことなんだなって改めて思い知らされました。高校へ入ったら彼氏を作るのが夢だっていっていましたが、本当の夢のためにしっかりと勉強してください。
気が付けば付き合いの長いMさん。初めてであったのが小学6年生の夏。何でもすごく丁寧にするので、「勉強ついていけるかな」って思っていたけど、よくがんばったと思う。Mさんのペースっていうのはとても大事だよ。これからも自分のスタンスでしっかりがんばって欲しい。
保育士を目指すKさん。周りにはそのことを感じさせなかったと思うけど、たぶん影ですごくすごくがんばったと思う。いつもプレッシャーと回りと戦ってきたと思う。君はそのことに気が付いてはいないかもしれないけど、それが君の強さです。忘れません、今日の唐揚げを皿ごと落としたことは←今晩のおつまみだったのに
Oさん、今日は最後まで手伝ってくれてありがとう。今年はいろいろなことがありました。最後にゆっくり話せたのがうれしかった。今までたくさんつらい思いをしたり、苦しかったりした分、きっと学んだことも多かったと思う。その分、これからの学校生活は楽しいと思う。どんどん新しい世界に飛び込んでいって欲しい。
3年生の後半入ってきたM上さん。わずか数ヶ月でしたが、すごく濃かったです。でも,入ってからの頑張りはすごかった。少なくともここ数ヶ月はすごく勉強をしていたのがヒシヒシと伝わってきました。でも、そんな悲壮感も無く、毎回わけのわからぬ言動は塾の雰囲気を和ませてくれました。感謝してます。
阪神ファンのKくん。いつも塾へは早く来ていました。国語を克服しようと毎回よく頑張っていたと思う。でも、何でもかんでも悲観的に捕らえるのはよくない。もっと自分の力を信じよう、自分が思っているよりも十分な力を持っていると思う。ただ、彼女とののろけ話は控えたほうがいいかもしれないが。
勉強中よく寝ていたTくん。新中一からの付き合いだからずいぶんと長くなりました。君が持っている気持ちをもっと前面に押し出してもいいと思う。きっといろいろなことが変わってくると思う。ま、そういう控えめなところが君らしいところでもあったり、好きなところでもあったりするが。
Hくん。気持ちはすごくストレートだ。あまりにもストレートすぎて、いろいろなところでわかってもらえないところもあるかもしれない。でも、その気持ちっていうのはとても大事だと思う。君らしさというのは君しか表現できないわけだし。たぶんこれからも試行錯誤がある。あわてることなくじっくり答えを見つけていけばいい。
そして、Iくん。最後の大事な時期に入塾してきたけど、何かひとつでも得るものがあればうれしかったりする。こちらも十分楽しませてもらいました。こんな塾ですが、また懲りずに顔を出してください。
とても楽しかったです。
またいつの日か。

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