勉強を教えていると、問題を解いて終わったあとに途中の式を全部消してしまう層が一定数いる。
計算式が残っているのがいけないと思っているのか、
ノートが汚いと思っているのか、
誰かがそう教えたのか、
式と答えだけがそこにある。
あのね、途中式っていうのは答えなんかよりもよほど大事なわけで、
式がスタートなら、途中式が通路で、答えがゴールなの。
で、ゴールが間違えていたら、どうやってそのゴールまでたどり着いたか検証する必要がある。
ゴールから戻っていくうちに
「あ、こっちに曲がればよかったんだ」
って気づくじゃん。
スタートまで戻らなくても正しいゴールに辿り着くことができる。
途中式を消すということは、もう一度スタート地点に戻って初めからやり直すことと一緒。
しかも同じ間違いを犯す恐れもあるわけで、
学ぶ側にとっても教える側にとっても途中式は必ず残しておいてほしい。
数学は速さよりも正確さが大事です。


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