小学生の算数は無学年方式をとっているため、一つ上の学年の内容に取り組むことも可能なのである。
ただ、小学生である。
もう訳もわからず先の方へ進みたがる習性がある。
みんなよりも先に進みたい、ということでどんどん進んでいくのである。
だが今の学年のものもわからないのに、先に進んでいいはずはない。
ということで障害物を設けた。
「ということで、ここから先の勉強をしたいのであれば、『算数検定』に合格しなければならない」
「ゲー、マジデスカ」
その結果、なんと小学6年生の8割が「算数検定に挑戦します」と表明。
まだ1学期しか終わっていないにもかかわらず、6年生相当にあたる6級に挑戦するという。
目標を持って夏休みを過ごすのも悪くない。
検定日は2ヶ月後。
全員合格を目指したいと思う。
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