今年の数学は毎時間授業終了時に確認テストを行っている。
「できんかったら帰しません」
という塾長の熱い決意を感じ取ってか、以前よりもみんな真剣に取り組むようになった。
今まで質問なんかほとんどしなかった子が質問するようになったし、
諦めるのが早かった子も最後まで粘り強く取り組んでいる。
今日は連立方程式の利用の応用問題。
人によってはできなくてもいいところであるが、できないよりはできたほうがいいのであえてチャレンジ。
30分ほどかかったがみんな合格していった。
「なんか俺、できるようになってきているような気がする」
とKくんがつぶやく。
そう、そういう小さな自信を積み重ねていくのが大事なんだ、と思いながら伝えてあげる。
「気のせいやで」
油断大敵。
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