塾をやっていて辛いなあ、と思う場面がいくつかある。
もちろんその最大の場面は志望校に合格できなかったときだが、いずれは高校入学に向けて新たな気持ち出前に進む時が来るので、その日が来るまでの数週間、時間が解決するのをじっと待つだけである。
だが、この時期頑張っているのに結果が出ない子達を見るのも辛い。
毎日塾にやってきて、何時間も勉強しているのになかなか結果が表れない。
勉強しているんだから、頭は良くなっているはずなんだけれど、結果が表れない。
行きたい高校が決まっていて、それに向けて一生懸命頑張っているのに、順位が上がらない。
以前あるお母さんが言っていた。
「私が代われるんだったら代わってやりたい。受験がこんなにつらいものだとは知らなかった」
と。その気持はよく分かる。
でも一方で、きちんと受験と向き合わせなければと思う自分もいたりする。
目標に向かって努力することの大切さや、
努力しても報われないことの苦しさや、
夢がかなったときの喜びみたいなものは、
やっぱり受験を通して学べるもんだったりする。
諦めさせることももちろん可能だが、今はその時期ではない。
今は、まだまだ夢に向けて勉強していってもらいたい。
あ、もっと辛いこと、思い出した。
月末の銀行の預金通帳を見るとき。
辛いわ~
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