この時期になると、受験生は本格的に受験勉強に取り組み始めるのであるが、真剣に向き合い始めてよく出る質問に
「国語ってどうすれば成績が上がるんですか？」
というのがある。
個人的には
「そういう質問は、去年のうちにしてほしかったなあ」
というのが本音である。
成績が上がりにくい教科ではあるが、きちんと勉強をすれば成績は上がる教科でもある。
大抵の答えは本文の中に入っているわけだから、質問に対する答えを見つけ出し、問われたことについて正確に答えればいいだけであるが、苦手な子にとっては難しいようだ。
しっかりと勉強すればいいのだが、理科や社会などと違って直ぐに結果が現れる教科ではないので、国語ばかり集中するのは危険である。
入試が終わる頃になって
「少しずつ成果が出始めましたよ」
では困るわけで、だったら他の教科を充実させたほうが良かったりする。
ということで、僕としては、毎日1題だけ取り組むことをおすすめしたい。
そのかわり、その1題を完璧に仕上げる。
なぜ、その答えが正解で、その答えが間違いなのかということまでしっかりと考える。
だって、数学だって途中の式がなければ間違いでしょ？
国語も同じ。
途中の考え方がしっかりとできていなければ正解とは言えない。
そこまでやって初めて国語は点数が取れるようになる。
さ、あとはやるだけです。
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