英語をどうするか問題

今日の塾長

あと5ヶ月で公立高校の受験である。

毎年立ちはだかる問題があって、それが「英語をどうするか問題」である。

例えばですね、50点満点のテストのうち10点しか取れない子がいるとします(実際にいるんですが…しかも何人も)

果たして今から一生懸命勉強したら、英語の点数が平均点並みに上がるのかと聞かれれば、

「うーん、本人次第」

としか答えようがない。

これが、数学ならば、

「うーん、今からだったら可能かな」

理科・社会だったら、

「うん、大丈夫でしょ」

って応えられるのだが、英語はそうは行かない。

本人のヤル気に大きく左右される。

 

大抵の場合はそういう子は英語が嫌いである。

もうその段階で英語をやっても成績は上がらない。

ということは、英語に時間を費やすくらいなら、英語を諦めて他の教科に時間を費やしたほうがいいのではないか、という考えが浮かんでくる。

英語に使う時間を理科や社会に費やしたほうが合計点は確実に上がる。

高校に合格するという目的ならばそれでもいいだろう。

それはわかってはいるんだが、なかなか踏み切れない。

なぜなら来年の4月以降も彼らは英語の勉強をするわけで、また3年間苦しむことになる。

だったら、高校受験という機会を通して、少しでも英語ができるようにしておいたほうがいいと思ったりもする。

本人たちに聞いてみてもいいんだが、きっと答えは皆同じだろうな。

「はい、諦めます(きっぱり)」

悩むのー

 

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