年に一度の楽しみが

年に一度、地元のお祭に行くことが楽しみであった。

なぜならこの2日間だけは

「お昼から酒を飲んでも構わん日」

と勝手に決めていたからである。

その理由は

「だって祭りだもん」

で済ますことが出来るからだ。

今年も、さてさて、と向かい、

「すんません、ビールを…」とお金を差し出そうとしたところ、塾生とそのお母様が。

いろいろな団体が飲食店を出しているのだがそこの手伝いに来ているらしい。

もう苦笑いするしかなかった。

よく見てみると知った顔がぞろぞろ。

自分の地元に塾なんか出すもんじゃない。

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