この夏、教室に通ってくれている6年生のAさん。
算数が苦手だということで算数だけを受講している。
「基礎があまりわかっていないんですが」
とお母さんが言う通り、基礎が全くできていない。
最初は全くやる気を見せなかったのだが、
わかるところまで思い切って戻ってみた。
戻った学年は小学4年生。
割り算の勉強からやり直すことにしたところ、自分からどんどん勉強をするようになった。
2時間ずっと黙々と計算をやっていく。
数十枚の採点済みのプリントを、お母さんに見せるためにうれしそうに持って帰っていった。
シャボン玉が次々とくっついて大きなシャボン玉になるように、
小さな○を積み重ねていくうちに、きっと大きな○になると信じたい。
いいこと言うな、俺。
次のチラシに使おっと。