学習の診断テストの結果が返ってきているようで、
何人からか進路の相談を受けている。
大抵は
「この点数でこの高校は受かるか否か」
というもの。
はっきり言って
「受けてみなきゃわからん」
わけだが、それでは無責任なので、一緒に考えてあげる。
競争率、模擬テストの結果、過去の塾生の様子、今まで取ってきた内申点…
いろいろな角度から話してあげることはできるが、一番肝心なのはやはり
「本人の気持ち」
である。
最近なるほどなあと思ったことの一つに
「なるようになる」
という言葉がある。
辞書では
「物事は,とやかく言ったり,あれこれ心配しても関係なく,必然の成り行きのままになるものだ。」
という意味で使われ、
「どうせなるようにしかならんけん、勉強なんかせん」
と言った使い方しかされないが、
新年に見た新聞では
「『なるようになる』とは、あきらめてしまうことではなく、想像した自分に近づくこと。なると思ったものになるということ。」
すなわち、
「自分が『こう成る』、と思ったものに『成る』」
とあった。
今の時期にピッタリの言葉である。
自分はどうなりたいのか。
覚悟も必要だ。