夏が本格的に始まる前にやっておきたいことがあった。
教室の模様替えである。
僕の仕事机はエアコンから一番遠いところにあり、しかもパーテーションで部屋を区切っているために、夏は非常に暑い。
昨今エアコンをつけないばかりに、熱中症になって死んでしまう人もいるわけだから、部屋の中だからといって侮れない。
仕事中に死んでしまうのはゴメンである。
ということで昨日教室の模様替えをおこなった。
パーテーションを取っ払い、いらないテキスト類を処分し、机や本棚の配置換えをすること半日。
とても開放感のある教室へと生まれ変わった。
そして今日である。
「○○運輸です…あ、間違えまし…た?いや、間違えてないですね。」
という宅配便のお姉さんをはじめ、いろいろな反応があって面白い。
開放感に喜びを感じる者
教室のドアを開けて、そのまま絶句する者
冷静を装ってはいるものの、明らかに動揺が見られる者
落ち着かない者。
「ここ、もしかしたら走れるよね?」と企んでいる者
など、いろいろな反応が見られた。
ただ、一人
「これってさ、仕切りがないということは
センセーとずっと一緒じゃね?」
いかんか?