毎年毎年この時期になると
「自己推薦を受けるんやけど、自己PR文の書き方がわからん」
という相談を受ける。
自分をPRできるものを持っている人はいい。
「3年の総体で全国までいきました。」
とか
「コンクールで金賞をとりました。」
とか
「生徒会で会長を務めました。」
なんかはすぐにでも書ける。
でもね、大部分の生徒がそんなもん、持っていないんです。
しかも、そんなもの書いたことがないんです。
それなのに、ただ「書いてこい」っていうのはあまりにも不親切ではあるまいか。
「ああ、いいよ、書き方は教えてあげよう。ただし自分の言葉で書くんやで」
「分かった」
「で、いつまでなん?」
「えっと、明日。」
「え?明日?」
まだテストが1日残っているにもかかわらず、ハードな宿題である。
明日テストがあるにもかかわらず、テスト勉強そっちのけで黙々と作文してました。
まあ、受かった君はラッキーだ。
それにしても、どちらも大事なことなんだから、テスト終わってからでも良かったんと違うかなー。