今日登場したのは中3のI君。
何の前触れもなく突然現れた。
シオンをやめたのは、確か小学5年生の頃だったと思うから、かれこれ4年ぶりの登場である。
「お、おおっ、I君、どしたんやー」
「いやあ、前を通りかかったけん。」
「合唱を頑張っとるみたいやのー。1曲歌っていけ。」
「嫌です。」
僕の中では小学生のままで止まっているだけに、突然成長した姿で現れたI君に驚きを隠せなかったりする。
短い時間ではあったが、学校のことや、合唱のこと、進路のこと、勉強のことなど、いろいろ話して帰っていった。
シオンをやめても頑張っているようで、それはそれで嬉しかったりする。
今度来るときは、タキシードで。