午前中、ニョーボに連れられてドラッグストアに行ってきた。
別に用事もないのでふらふらしていると、栄養ドリンクのコーナーがあった。
「滋養強壮」
「肉体疲労の栄養補給」
の言葉が目に飛び込んでくる。
「そういえば、ここんところ疲れとるなー」
と見ていると、店員のおばさんがやってきて、いろいろと説明をしてくれた。
「これなんか、タウリンが3000mgも入っているんですよ」
「これなんか、ロイヤルゼリーも入っているんですよ」
「これなんか、あの◯◯(聞いたこと無い)まで入っているんですよ」
とだんだん値段の高い方へ高い方へと説明が移っていく。
「と、とりあえず初心者なのでタウリン2000mgのやつで。」
とコスパの高そうなものを選んでレジへ。
レジでも
「お客様、こちらの製品よりもあちらのほうがタウリン3000mgも入っておりますが。」
と勧められ、
「いや、初心者なので。」
と丁重にお断りさせていただいた。
教員だったころ、朝、職員室で栄養ドリンクを一気飲みして教室へ向かうオバハン先生がいて、
「年をとっても、ああはなるまい」
と思っていたが、ついに一線を越えてしまった感じがする。
ま、オッサンだから別にいいんですが。