金曜日、ブログを書こうとパソコンに向かったとき、懐かしい顔が飛び込んできた。
今年成人したばかりのNさんである。
最後に会ったのは、確か高校に入ってしばらくした頃だったと思うので、もうかれこれ3年は会っていないことになる。
「元気かー?」
「センセー、ホンマに看護師になったよ」
看護科に進学したのち、無事県立病院の看護師として就職が決まったようだ。
しかも、県立病院である。
身分はコームインだ。
それまでの大変な道のりをいろいろ聞かせてもらった。
大学生の友達が遊んでいるのを横目に勉強したようで、学年でも上のほうで頑張ったようである。
最後に
「でも、中学校の時、あれだけ勉強しておいてよかった。」
とポツリとつぶやいたのがとても印象的だった。
無駄と思われる受験勉強だが、結局は自分の夢を支えてくれる。
これからもっと大変だと思うが、ぜひ素敵な看護師になってほしいと思う。
ただ、
彼女がする注射だけはなんとなく嫌だ。