昨日登場したのは高校生のI君。
「ノート売ってください」
とやってきた。
この前ノート買いに来たばかりなのにどうしたんだろ?と思い、理由を聞いてみたところ、先日行われた定期テストの結果が相当良くなかったらしい。
中学の時は常にクラスでも上位にいつもいたのだが、進学校へ進んだために、あっという間に周りに置いていかれたようだ。
「そやけん、今は自分から勉強しよんで。」
と反省した顔を見せながら話してくれた。
中学の時、あれだけ
「勉強せー」
「勉強せー」
「勉強せー」
と言っても動かなかった彼が、今は自分から動き始めているのを聞いて、何故か少し安心した。
もともと力のある子である。
本気で勉強すれば、きっと大丈夫だろう。
いくら高校生といっても入学してまだ2カ月。
まだまだ十分追いつける。
ぜひ頑張って欲しい。
残念ながら、もう僕が直接やってあげる事はないが
弟に頼んで、ゲーム機取りあげてやろっと。