小学生から中学生まで見ていていつも思うことなのだが、数学や算数ができない子の多くが
途中の式をきちんと書いていない
ということ。
人生の半分以上において数学や算数を教えてきたこの僕でさえ、途中の式を書かないことはない。
理由はいくつかある。
まず正確に行うため。
そして考え方の筋道をはっきりさせるため。
さらには間違った時に素早く戻るため。
こんなメリットがたくさんあるにもかかわらず、頭の中で計算してしまう。
1行計算式を書くのにかかる時間は、わずか数秒である。
その数秒を惜しんではいけない。
数学ができなくて困っている人はまずは試してほしい。
「途中の計算式を丁寧にきちんと書いていく」
それだけで何割かは点数が上がるはず。
たぶん。
