夏休みまであと1週間。
塾には「やり直し」をしに来ている子が何人かいる。
今日やってきたのは小1生。
算数をもう一度はじめからやっている。
どうしても「式」がたてられない。
いつもはテキスト中心に授業をすすめるので具体的なモノを使うことなど殆ど無いのだが、さすがに今回は何かモノを使ってやることに。
教員時代はそれなりの教具があった（おはじきとか、かぞえ棒みたいなヤツですね）ので、それを使っていたが、そんなモノはなかったので「アメ玉」で授業開始。
「ここに7つのアメがあるね？友達から2個もらったら全部でいくつ？」
さすがアメ玉である。
理解が早い早い。
まだ完璧とはいかないが、近いうちに何とかなるであろう。
夜は中1生。
先のテストで数学が思ったように点数が取れなかった。
ということで、4月まで遡って振り返り。
途中勉強が止った段階で、その原因を探りだす。
今回は途中の式をきちんと書いていなかったことが判明。
きちんと隣で書き方を教えてあげることで、すっきりと計算ができるようになったようだ。
進み続けるのも大事だが、振り出しに戻る勇気も時には必要。
