来月の診断テストを控え、中1・2年生は診断対策のテストを実施している。
中1は初めての診断テストということもあり、解き方の説明しなければならない。
「数学は満点なんか取れないんだから、全て解こうと思わないこと」
「作文話し言葉を使ってはダメ」
「英作は絶対にかける単語で書くこと」
とかいったことを押さえていく。
中2は昨年度経験しているわけで、どのようなテストかも分かっていると思うのだが、テストの内容も去年とは比較にならないくらいグッと難しくなってくる。
定期テストのような、ある程度範囲の決められたテストでは正直一夜漬けでもなんとかなる部分も多いのだが、診断テストではそうはいかない。
普段からきちんとやっている子しか結果が出せないようになっているのである。
約半分の採点が終了。
テスト返却する方もされる方も顔がひきつっていたりする。
まずは自分の弱点の点検から。
「センセー、弱点しか見当たらないんですけど…」
もう塾から出んでええ。