大変な1日

昼からやってきたとある受験生。
最初は頑張って勉強していたのだが、突然スイッチが入ったらしく、ボロボロ泣き出した。
落ち着かせて色々と話を整理してみると次のようなものである。

1 勉強したにもかかわらずテストの結果が良くなかった。
2 友達に勉強ができていないことを知られてしまった。
3 勉強ができるように思われているプレッシャーが辛い。

この時期、勉強をしてもなかなか上がらない子は実際いるわけで、勉強したからと言ってすぐに結果が出るわけではない。
なぜなら、彼女がやってきたのはいわゆる「基本の勉強」。
診断テストのような総合的な問題をスラスラと解けるほどはまだ力がついていない。
こうした子ができるようになるのは実際に受験勉強が始まってからである。
だから心配しなくてもいい。
やってきたというのは事実だし。

そんなようなことを言った気がする。
安心したように再び勉強が始まった。

不安を解消させるのも塾の大切な仕事だ。

数分後、次は向こうの受験生ががポロポロと涙をこぼしている。
そうか、この子もか…

「あのね、彼氏がね…」

これは塾の仕事か?
ならば一言だけアドバイスを。

受験が終わってからにしなさい。

コメント

  1. 須藤チル より:

    彼氏持ちとか氏ねばいいのにー

  2. 塾長 より:

    僻むな

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