小学6年生は夏期講習の内容が終わると希望者にはレベルの高い問題に挑戦してもらっている。
内容は私立中学の入試レベル。
教科書通りの考え方ではなかなか解けない問題が多い。
今日,K君が一通り内容が終わったので,
「苦手なところもう一度やる?それとも難しい問題に挑戦する?」
と聞いてみたところ,難しい問題に挑戦するとのこと。
彼には申し訳ないが,ちょっと彼には難しすぎるだろうなあ,と思いつつプリントを渡す。
A4一枚の問題であるが、結構難しい問題も多く,パッとは解けない。
正直言ってぼくでもすぐには解けないものも含まれていたりする。
どうやって解くのだろうと見ていたが,絵を書いたり,いろいろ数字を当てはめてみたり,自分なりに工夫していたようだ。
そして90分後、
「できた!」
と嬉しそうに顔を上げた。
勉強っていうのは,こうやって「自分で解いてやろう」と臨むものなんだということを改めて教えてもらったような気がする。
誰に教わるとか,どうやって教わるとかというのは実はそれ程大事なのではなくて,どう自分が学んでいくか、という方がずっと大事だ。
次回も是非挑戦して欲しい。
よし,帰ってビールだ。