授業終了後、2年前の3月に卒業したT君がやってきた。
いろいろな事情があって宮崎引越しすることになったらしい(何か昨日のブログと同じになってしまった)。
仕事をやめ、親父さんの手伝いをすることになったようで、わざわざそのあいさつに来てくれた。
中学校ではいわゆる不良グループに属し、「こいつなんで塾に来ているんだろう」となんども思った挙句に、友達に誘われて塾もやめてしまった。
結局高校には進学せずに働きに出たようで、元気で働いているという話はアチラコチラから聞いていただけに、今回の決断には少し驚いた。
でも、よく考えればまだ18歳である。
いろいろなことに挑戦できる年頃である。
僕なんか同じ年頃の頃、まだ将来のことを真剣には考えていなかった。
世の中にどんな仕事があるのかよくわからなかった。
何になりたいのかも考えてはいなかったような気がする。
そんな在りし日のマツモト少年に比べれば大変立派である。
とりあえず数年後一緒に飲もうということで帰っていった。
成功を祈る。
負けられんな。