結局は本人しだい

冬期講習から参加している、中2のS君。
中学校入学前からシオンに来ていたのだが、ある日「塾に行きたくない」といって塾を休んでいた。
半年ほどたって、自分でも心配になったらしく、「塾に行く」と自分から言い出した。

復帰する前に本人と個別懇談。
はっきりとは言わないが、もともとはできる子だったため、今までずいぶんと辛い思いをしてきたようだ。
とりあえず講習は7日間しかないため、英語にポイントを絞って受講することにした。
今日はその2日目である。

あれだけ授業中集中できなかった彼が、今日はずっと英語のプリントに取り組んでいる。
わからない単語を聞きながら、それでも自力で頑張ろうとしている。
わずか7日間ではあるが、少しでも自信をつけてくれたら、こんなにうれしいことはない。

結局いくら周りが塾に行けだの勉強しろだの言ったところで、本人が「やろう」という気持ちを持たない限りは無理である。
「やろう」という気持ちをいつ、どのようにして持たせるのかが、親や大人の永遠の課題ではあるが、とにかく、「やろう」と思っているのだから全力で応援したい。

この調子で頑張ってもらいたいが、行く先に強敵が待ち構えている。
これを乗り越えてこそ、本物だ。

年に一度のイベント

「お正月」

がんばれ、S君。お正月に負けるな。
僕は勝てませんが。

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