午後の小学生の授業。
まだ学校で習っていない小数の掛け算である。
ホワイトボードで説明したあと、
「さあ、やろうか」
といったとたん、全員が無言で解き始めた。
すごい勢いで答えを導き出していく。
やはりこの時期の子ども達はまじめである。
というより、人生において一番まじめである。
午後の中学生の授業。
「さあ、やろうか」
といってもなかなか始まらない。
このわずか数年の間に、人間をまじめにさせなくなる何かがあるに違いない。
それがわかれば、きっと教育界も助かるに違いない。
お父さんもお母さんも助かるに違いない。
いったい何があるんだろうか。
コメント
あと2・3年たったらグレるかもしれないよ。
オタクになるのもいるし…
だから、オタクはステータスだし希少価値なんだよ。
あと、1年のO君をなんとかこっちの世界に引きずり込みたいんだよ。
完璧な世界に。
そもそもO君はオタクに見えるかも知んないけど本当はまだまだ完全体じゃないしね。
そもそも・・・・・。