英語は教科書を丸ごと覚えたほうが習得が早いといわれる。
誰が言ったのかといえば、何を隠そう、この僕だったりするわけだが、おそらく的を射ているはずだ。
「オー、ソンナコトハナイデスヨ」
と外国人が来てしまうといけないので話を進める。
塾では定期的に本文テストを実施している。
内容は、ただ教科書の内容が理解できているかどうかテストをするだけ。
もちろん、単語の一字一句、一年生にいたってはピリオドや大文字小文字までしっかりとチェックをさせていただく。
今年もついに始まった。今年は1年生からのスタート。
「できましたー」
「『i』は大文字です。やり直し。」
「できたー」
「fromのmが抜けてます。やり直し。」
「これでどうだあー」
「goodがgoobになってます、やり直し。」
次第に教室の中に緊張感が漂ってくる。
もしかしたらこの中に僕に恨みを持つものも出てくるかもしれない。
月の出ない夜は気をつけるようにしたい。
駅のホームも、端っこに立たないほうがいいかもしれない。
とまあ、この調子で全員が合格するまで続けられました。
一年生にとって見れば、何でこんなことくらいで?って思うかもしれないが、英語ができなくなるのは小さなほころびからである。
確実に進んでいきましょう。
コメント
英語は間違いなく中1で決まります。がんばれ、シオンそしてマルスの1年生!
それがわかっていたら、君も留年しなくてすんだのに